精霊タロット ソラ

SNSの繋がりに、心が削られる

精霊:エコー概念:魂の天気

スマホを閉じても、頭の中で誰かのストーリーがリピートしている。

返信できていないDMが、心の隅で点滅している。
誰かの「いいね」が少なかったことを、
無意識に何度もチェックしている自分がいる。
通知の音が鳴るたびに、
期待と恐怖が、同時に体の中で立ち上がる

それを感じている自分が、いちばん疲れている。

最初に、ひとつだけ言わせてください。
SNSで疲れるのは、あなたの問題ではなく、設計の問題です。


こういう夜に、思い出してほしい精霊がいます。

風の精霊エコー。「こだまの精」です。

エコーは思慮深くて哲学的な精霊。
他人の声が、自分の中で響き続けてしまう性質を映す存在で、
「前にも同じことがあったよね」「その声、聴き覚えない?」と、
小さく問いかけてくれます。

エコーは悪い精霊ではありません。
「もうこだまを止めていい」と教えに来てくれているだけ。

精霊タロットには「魂の天気」という独自の概念があります。
心の状態を天気で表すと、
今のあなたは「強風」にいます。

他人の声が、絶え間なく、自分の中に吹き込んでくる状態。
強風の中では、自分の声が聞こえなくなる
これが、長く続いた人ほど、自分の本音にアクセスできなくなります。

エコーが伝えるのは、こういうことです。

「他人のこだまの中で生きると、
あなたの本当の声が、自分にも聞こえなくなる」


エコーの問いかけは、
心理学とテクノロジー研究ともきれいに重なります。

SNSのアルゴリズムは、人の脳の報酬系を最大限に刺激するように、
意図的に設計されたものです。

通知のたびにドーパミンが分泌され、
通知がない時間も「次の通知」を待つ脳の癖が作られる。
これはギャンブル依存と似たメカニズムだと、
スタンフォード大学の研究で報告されています。

つまり、SNSで疲れるのは、
最先端のテクノロジーが、最大効率であなたの注意を奪っているから
ほぼ全員が疲弊しているのが、自然な結果です。

そしてもうひとつ。
ダンバー数の研究では、人が深く関われる人数は
5〜15人程度が限界とされています。

SNSは、その10倍以上の関係を強制的に視界に入れてくる仕組み。
これに対応できる人間の脳は、本来、存在しません。


ここから、優しくない話を書きます。

SNSで繋がっている人の何割が、
実際に会ったときに本音で話せる相手ですか。

おそらく、ごく一部です。
でも、SNS上では、その「ごく一部の本物の繋がり」が、
「数百人の薄い繋がり」と同じ画面に並んでいる

脳は、その違いを処理しきれない。
だから、薄い知人の動向まで、深い友人と同じ熱量で気になってしまう。

具体的に、ひとつだけ提案させてください。

フォローを整理してください。

基準は、その人の投稿を見たあと、
自分の機嫌が良くなるか、悪くなるか」だけ。
仲がいい・悪いとか、礼儀とか、義理は、いったん置く。

自分の機嫌を悪くする情報源を、毎日数十回浴び続けることは、
人として無理がある

ミュートやブロックは、相手への攻撃ではありません。
自分の心の防衛のために、自分が使っていい権利です。

心理学では「情報的境界線」と呼ばれていて、
SNS時代の精神衛生で最も大切な技術とされています。


それから、もうひとつ。

通知を全部オフにする」を、一週間試してください。

仕事に必要なものだけ残して、
LINEもInstagramも、通知バッジを消す。

最初の3日は不安になります。
4日目から、急に頭が静かになる感覚がやってきます。

今夜、たった一つだけ実験してほしいことがあります。
寝る前30分、スマホを別の部屋に置いて寝る

これだけで、翌朝の頭の重さが、明らかに変わります。
これを一週間続けてください。

SNSをやめる必要はありません。
SNSの主導権を、自分の側に取り戻すだけ
そこからしか、本当の繋がりは見えてきません。


最後に、エコーの言葉を借りて。

「山に向かって声を出せば、こだまが返ってくるように、
あなたが発した愛は、必ずあなたの元に戻ってくる。
他人のこだまではなく、自分の声を発してみて」


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