精霊タロット ソラ

結婚した友達が、まぶしくて苦しい

精霊:ブルーム概念:元素の季節

友達の結婚式で、心から笑った。
拍手して、写真を撮って、お祝いを伝えた。

それは全部、本当の気持ち。
でも、家に帰った夜、
クローゼットに引き出物を置きながら、
急に体の力が抜けた

おめでたい気持ちと、
取り残された気持ちが、
同じ胸の中で同居している。
それを言葉にできるほど、整理できていない。

最初に、ひとつだけ伝えたいことがあります。
祝う気持ちと、寂しい気持ちは、両方本物です。


こういう夜に、寄り添ってくれる精霊がいます。

地の精霊ブルーム。「開花の精」です。

ブルームは明るくて祝福的な精霊。
人の努力が報われる瞬間を誰よりも喜ぶ存在で、
それぞれの花が、それぞれのタイミングで咲くことを、
知り尽くしている精霊です。
「もうすぐ咲くよ!」「ほら、実がなった!」と、
喜びを分かち合ってくれます。

精霊タロットには「元素の季節」という独自の概念があります。
人生にも自然と同じ四季があり、
いま隣の人が「地の秋」(収穫・安定の季節)でも、
あなたは「風の春」(新しい変化の準備期間)かもしれない

収穫の人と、種まきの人は、見える景色が違うだけ。
遅れているわけではないんです。

ブルームが伝えるのは、こういうことです。

「咲く順番が違うだけ。
あなたの蕾は、あなたの土に合う光が射した瞬間に、
ちゃんと開く」


ブルームの問いかけは、
心理学の「アンビバレンス(両価性)」の研究ともきれいに重なります。

人は同じ出来事に、矛盾する感情を同時に持つことが
ふつうだと示されています。
むしろ、片方だけしか感じない方が、
自分の感情を抑え込んでいるサインであることが多い。

つまり、友達の幸せにモヤッとする自分は、
冷たい人間ではなく、
本物の人生の感情を、ちゃんと感じられている証拠。
それを、自分で否定しないでください。

そしてもうひとつ。
研究では、結婚後の幸福度は3年でピーク前の水準に戻る
(ヘドニック・トレッドミル現象)とされています。

これは結婚が悪いという話ではなく、
結婚という形そのものが、幸福を保証する装置ではないという、
人間の幸福の構造の話です。

SNS時代の結婚情報は、
特殊な見せ方をされていることを、覚えておいてください。
結婚後の毎日のリアル——
家事の分担、生活費、義家族、生理周期、喧嘩、すれ違い——
これらは結婚式の写真には絶対に写りません。
写真はピーク値、現実はその先の長い平均値です。


ここから、優しくない話をします。

結婚した友達が眩しく見えるとき、
あなたが本当に羨ましいのは、
彼女が手に入れた「結婚という形」ですか?
それとも、「自分の人生のステージが進んでいる感覚」ですか?

多くの場合、後者です。
前進している実感が欲しい。
変化している実感が欲しい。
何かを選んだ自分でいたい。

それが、たまたま「結婚」という形で隣の友達に現れているから、
そこに焦点が向いてしまう
だけ。

これに気づくと、結婚という形そのものを追わなくても、
自分の人生で「前進している実感」を作る方法が見えてきます。

心理学者デシとライアンの自己決定理論では、
人の幸福度は「自分で選んだ」感覚と「成長している」感覚が
最も大きく支えると示されています。


具体的に、ひとつ提案させてください。

今年、自分が「自分で選んで、前進した」と思えることを、
3つ、書き出してみてください。

小さくていい。
新しい習慣、新しい人との出会い、
新しい仕事のスキル、新しい本のジャンル。

結婚式のような派手な節目じゃないだけで、
あなたも、ちゃんと前に進んでいます


最後に、ブルームの言葉を借りて。

「あなたがまいた種は、ちゃんと芽を出している。
もう少しだけ待っていて。
美しい花が咲く準備をしているよ」

今夜は、SNSを30分閉じて、
自分の今年の小さな前進を、ノートに書いてください。

結婚しなくても、
あなたの人生は、ちゃんと進んでいます
ただ、進み方が、いまだけ静かなだけ。
静かな進み方こそ、深く根が育つ進み方です。


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