精霊タロット ソラ

職場の人間関係に、心が削られていく

精霊:シルヴァ概念:魂の天気

仕事自体が嫌なわけじゃない。

ただ、毎朝、出社前の電車で、
胸がぎゅっとなる瞬間がある。
あの人が今日も上機嫌でありますように。
あの会議が今日は短く終わりますように。
仕事の段取りより、人の気分の天気予報で、
頭が埋め尽くされている。

帰り道、誰かのちょっとした嫌味を反芻して、
家でごはんを食べる頃には、もうエネルギーが残っていない。
それが、月曜から金曜まで続く。

その疲れは、あなたの能力や性格の問題ではありません。


こういう夜に、思い出してほしい精霊がいます。

地の精霊シルヴァ。「森の守り」の精霊です。

シルヴァは静かで保護的な精霊。
森のように深く、木漏れ日のように温かい存在で、
木と木の間に「間」を保つことを、いちばん大切にしています。
「ここは安全だよ」「疲れたら帰ってきていい」と語りかけ、
それでいて「いつまでもここにいなくていいよ」と
出る勇気も与えてくれます。

精霊タロットには「魂の天気」という独自の概念があります。
心の状態を天気で表すと、
今のあなたは「強風の中の凪を探している」状態。

周りで嵐が吹いていても、自分の中の静けさだけは、
ある程度、自分で守ることができます。
ただし、距離の取り方を知らないと、嵐に巻き込まれ続ける

シルヴァが伝えるのは、こういうことです。

「森の中で、隣の木の倒れる重さまで支える木は、
やがて自分も倒れる。
木と木の間には、必要な距離がある」


シルヴァの問いかけは、
心理学の「対人ストレス」の研究ともきれいに重なります。

仕事内容のストレスより、人間関係のストレスの方が
体への負荷が大きい
ことが多くの研究で示されています。

仕事の量や難易度は、終わりが見える。
でも人間関係は、8時間ぶっ通しで、終わりが見えない

コルチゾール(ストレスホルモン)の分泌量も、
人間関係由来のストレスのほうが、
業務量由来より約1.4倍高いという報告があります。

つまり、いまあなたが感じている疲弊は、
怠けでも、メンタルが弱いからでもなく、
体が当然の反応として疲労しているだけ。

そしてもうひとつ。
研究では、人間関係のストレスを下げる最大の要因は、
相手の感情を、相手のものとして渡し戻す力」だと
されています。

これを、心理学では「心理的境界線(バウンダリー)」と呼びます。


ここから、優しくない部分も書きます。

職場の人間関係で疲れる人の多くが、
相手の気分を、自分の責任にしてしまう」癖を持っています。

あの人が機嫌悪いのは、自分のせいかも。
あの人が冷たいのは、自分の言い方が悪かったかも。
他人の感情の天気を、自分が引き受けすぎている

具体的に、ひとつ提案させてください。

誰かの不機嫌に出会ったとき、
頭の中で「これは、その人の天気だ」と
小声で唱えてみてください。

私の天気じゃない。私の責任じゃない。
相手の天気は、相手の問題」として、
自分の中に持ち込まないことを、毎日少しずつ練習する。

これは冷たいことではなく、自分の根を守る作業です。


それから、もうひとつ。

合わない人を「いい関係にしよう」としすぎないでください。
心理学の研究では、職場で接するすべての人と
仲良くしようとする人ほど、燃え尽き症候群になりやすいことが
わかっています。

全員と仲良くする必要はない。
最低限のリスペクトと業務遂行ができていれば、それでいい


今夜できることを、ひとつだけ提案します。

帰り道、「今日、私の機嫌じゃないものを引き受けた量」を、
頭の中で数えてみてください。

そして、家のドアを開ける前に、
ここからは、自分の天気だけ」と、
小さく深呼吸して、置いてくる。

これを習慣にすると、家での自分が、少しずつ戻ってきます。


最後に、シルヴァの言葉を借りて。

「森の木々は、何も言わずにあなたを包み込んでくれる。
疲れたら、いつでもここに帰ってきていい」

職場は、人生のすべてではありません。
あなたの人格は、職場の人間関係で決まらない。
ここを、毎日、自分に思い出させてあげてください。


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