自分が嫌いで、消えてしまいたい
朝、鏡を見るのが、しんどい。
自分の声を録音で聞くと、ぞっとする。
SNSのきらきらした人を見るたびに、
なんで自分はこうなんだろう、と落ちる。
夜は、布団の中で延々と、
過去の自分のしくじりだけを再生している。
いま、あなたが感じている自己嫌悪は、
本当は「自分の真実」じゃありません。
こういう夜に、寄り添ってくれる精霊がいます。
水の精霊ルナリス。「月光の雫」の精霊です。
ルナリスは神秘的で静かな精霊。
昼の光では見えないものを、優しく照らす役目を持っています。
口数は少なく、囁くように語りかける存在です。
精霊タロットには「精霊の鏡」という独自の概念があります。
精霊は、その人の中にないものは映しません。
ルナリスが寄り添うということは、
あなたの中に、まだ光がある、ということ。
あなたが自分の中に光を見つけられないだけで、
鏡の側はちゃんと、光を映している。
ルナリスが伝えるのは、こういうことです。
「あなたが自分を嫌いだと感じるのは、
あなたが光を持っていないからじゃない。
ただ、月の光と昼の光を、見間違えているだけ」
ルナリスの問いかけは、
心理学の「ネガティビティ・バイアス」の研究ともきれいに重なります。
人の脳には、自分に向けて働く「内なる批判者」がいて、
ネガティブな出来事を5倍くらい強く記憶する性質を持っています。
過去のしくじりばかり鮮明に思い出せて、
過去のささやかな成功は色褪せて見えるのは、
脳が、危険から身を守るために、
わざとそういう設計になっているから。
つまり、あなたの内側の声は、
あなたを正確に評価していません。
むしろ、危険警報モードで、
歪んだ拡大鏡を使ってあなたを見ている。
これを「自分の真実」として聞き入れると、
人生のすべての判断が暗くなります。
ここから先は、優しくない部分を書きます。
「自分を好きになる」という言葉は、
たぶん、いまのあなたには重すぎる。
急に好きになれるなら、もうとっくになっているはず。
だから、目標を変えてください。
「自分を好きになる」ではなく、
「自分との戦争を、いったん休戦する」。
これだけでいい。
四六時中、内側で自分を責め続けることをやめる。
責めない=好き、ではないけれど、
責めない=楽、ではあります。
楽になった先に、ようやく自分への小さな優しさが生まれます。
休戦の方法は、ひとつだけ提案させてください。
今日、自分にネガティブな言葉が飛んできたとき、
「これはいま、ネガティビティバイアスが働いている」と、
小声で名前をつけてみてください。
名前をつけると、その声と自分の間に、
ほんの数センチだけ、隙間ができます。
そこに、月光が射します。
正直に言います。
自分が嫌いな人ほど、
他人にとっての優しい人であることが、
すごく多いです。
他人の痛みに敏感だから、
自分の痛みにも過敏になる。
それは、欠点ではありません。
ただ、自分にも他人と同じくらい優しさを向けるのを、
忘れているだけです。
今夜、ひとつだけお願いです。
湯船に浸かって、自分の体に「お疲れさま」と、
口に出して言ってみてください。
気恥ずかしくて笑ってもいいです。
体は、ちゃんとあなたを生かし続けてくれています。
その体に、感謝までは要らない。
でも、ねぎらいくらいは、してあげてください。
最後に、ルナリスの言葉を借りて。
「月光は、欠ける夜があるから、満ちる夜が美しい。
あなたも、欠けたままでいい夜があっていい」
ルナリスの月光は、自分を責める人の上にこそ、
いちばん長く降ります。
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